【とだ鍼灸院・接骨院】呉市本通りの鍼灸と整体のお店

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2025-06-24 10:56:00

美容鍼のメカニズム♪

ブログ画像「最近、肌のハリや弾力がなくなってきた…」そんなお悩みをお持ちの方に注目されているのが、美容鍼灸。中でも注目されているのが、コラーゲンとエラスチンの産生促進効果です。ではなぜ、細い鍼を刺すだけで、肌内部の成分が増えるのでしょうか?

まず、皮膚に鍼を刺すことでごく微細な傷(マイクロトラウマ)が生じます。体はこの「微小損傷」を修復しようとする過程で、線維芽細胞が活性化され、コラーゲンやエラスチンの合成が促されます。線維芽細胞は真皮層に存在し、皮膚の構造と弾力性を保つ重要な役割を担っています。

また、鍼の刺激により局所の血流が促進され、酸素と栄養素の供給が向上。これにより組織修復がスムーズに進み、肌再生のスピードも加速します。さらに、鍼による刺激は成長因子の分泌を促進し、これもコラーゲン・エラスチン生成の後押しとなります。

もうひとつ重要なのが、自律神経系への作用です。美容鍼は副交感神経を優位にし、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制。慢性的な炎症反応を緩和することで、皮膚のターンオーバーが整い、コラーゲン分解酵素(MMPs)の過剰な働きを抑える効果も期待できます。

さらに近年では、美容鍼による微細刺激が皮膚のメカノレセプター(機械的刺激受容体)を活性化し、表皮・真皮間の情報伝達にポジティブな変化をもたらすこともわかってきました。

つまり、美容鍼は「ただ血流を良くする」だけではなく、皮膚の細胞レベルに働きかけ、内側から肌の構造を再構築する働きがあるのです。自然なアプローチで肌にハリ・ツヤを取り戻したい方に、美容鍼灸は非常に理にかなった選択肢になるかと思います!
ぜひ一度お試しください♪

2025.07.31 Thursday