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2026-04-21 17:15:00
夜に足がつるのはなんで?『こむら返り』
夜中に突然ふくらはぎが強く痛む「こむら返り」は、多くの人が経験する不快な症状ですが、その正体は単なる疲れではなく、筋肉と神経のコントロールが一時的に乱れている状態です。
筋肉は本来、「縮む」と「ゆるむ」をバランスよく繰り返していますが、この調整に関わる器官の働きが崩れると、「縮め」という信号が過剰に出続け、筋肉が異常収縮を起こしてしまいます。これが、いわゆる“足が攣る”状態です。
夜になると休息モードに入り、副交感神経が優位になります。この状態はリラックスには適していますが、同時に神経の調整がやや不安定になりやすいという側面もあります。また、寝ている間には汗や呼吸によって水分やミネラルが失われ、筋肉の正常な働きに必要な電解質バランスが崩れやすくなります。さらに、体温が下がることで血流が低下し、筋肉が硬くなることも、攣りやすさにつながります。
ただし、夜に症状が出るからといって原因が夜だけにあるわけではありません。むしろ日中の生活習慣が大きく影響しています。長時間のデスクワークや立ちっぱなしで血流が滞っていたり、逆に歩きすぎや運動のしすぎで筋肉が疲労していたりすると、筋肉は敏感な状態になります。そこに夜の冷えや水分不足が重なることで、こむら返りが起きやすくなります。
自分でできる予防としては、寝る前にコップ一杯の水を飲むことで電解質バランスを整え、軽くふくらはぎをストレッチして筋肉をゆるめておくだけでも効果があります。さらに、足首を軽く動かして血流を促したり、入浴などで体を温めておくことも有効です。
日々の疲れは、気づかないうちに少しずつ積み重なっていきます。つらくなってから対処するのではなく、疲れが溜まる前にケアしておくことがとても大切です◎

