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慢性痛と鍼灸
慢性痛を理解するうえで重要なのが、脳の働きです。
通常、痛みはケガや炎症が起きたときにその情報が神経を通って脳に伝わることで感じます。
しかし慢性痛の場合、少し状況が変わります。
脳が痛みを「覚えてしまう」長期間痛みが続くと、脳はその状態を記憶します。
本来はケガが治れば痛みも消えるはずですが、脳が痛みを覚えてしまうことで
・刺激がなくても痛みを感じる
・少しの刺激でも強く感じる
といった状態になります。
「過敏になった神経」の状態
慢性痛では、神経や脳が敏感になり、痛みを感じやすい体になっている状態です。
・軽く触れただけで痛い
・疲れるとすぐ症状が出る
・天気やストレスで悪化する
こうした特徴が見られることがあります。
もう一つ大事なのがストレスです。
ストレスがかかると、脳は緊張状態になり自律神経が乱れやすくなります。
その結果
・筋肉がこわばる
・血流が悪くなる
・回復力が低下する
といった変化が起こり、慢性痛が悪化しやすくなります。
◎鍼灸が与えれる影響
鍼灸は、筋肉だけでなく神経や脳にも働きかける施術です。
・神経の興奮を落ち着かせる
・血流を改善する
・リラックス状態を作る
これにより、過敏になった状態を整え、慢性痛の改善をサポートします。
慢性痛は単なる「コリ」ではなく、脳や神経の働きが大きく関係しています。
全体のバランスを整えることが大切です。
『身体のケアのタイミング』
「鍼灸院・接骨院って、痛くなったら来るところですよね?」と来られる方に、よく聞かれます。
確かに、そういうイメージは多いです。
ただ鍼灸院・接骨院は、痛みが出た時の選択肢だけではなく「身体の調子を整える」という選択肢としても良いかなと思います。
・なんとなく疲れが抜けない
・体が重い
・姿勢が気になる
・調子に波がある
こういった“はっきりした痛みではない不調”も、立派な身体からのサインです。
「なんか違和感あるな」→「ちょっとつらいかも」→「痛い」こういった段階を踏むことも多いです。
痛くなる前の段階で整えることができれば、そもそも強い不調に進まない可能性もあります。
「悪くなったから行く場所」ではなく「良い状態を保つために通う場所」
そんな使い方もしていただけたらと思っています◎
「痛いわけじゃないけど、ちょっと気になる」
そんな状態があるなら、それはケアのタイミングなのでお気軽にご相談ください!
夜に足がつるのはなんで?『こむら返り』
夜中に突然ふくらはぎが強く痛む「こむら返り」は、多くの人が経験する不快な症状ですが、その正体は単なる疲れではなく、筋肉と神経のコントロールが一時的に乱れている状態です。
筋肉は本来、「縮む」と「ゆるむ」をバランスよく繰り返していますが、この調整に関わる器官の働きが崩れると、「縮め」という信号が過剰に出続け、筋肉が異常収縮を起こしてしまいます。これが、いわゆる“足が攣る”状態です。
夜になると休息モードに入り、副交感神経が優位になります。この状態はリラックスには適していますが、同時に神経の調整がやや不安定になりやすいという側面もあります。また、寝ている間には汗や呼吸によって水分やミネラルが失われ、筋肉の正常な働きに必要な電解質バランスが崩れやすくなります。さらに、体温が下がることで血流が低下し、筋肉が硬くなることも、攣りやすさにつながります。
ただし、夜に症状が出るからといって原因が夜だけにあるわけではありません。むしろ日中の生活習慣が大きく影響しています。長時間のデスクワークや立ちっぱなしで血流が滞っていたり、逆に歩きすぎや運動のしすぎで筋肉が疲労していたりすると、筋肉は敏感な状態になります。そこに夜の冷えや水分不足が重なることで、こむら返りが起きやすくなります。
自分でできる予防としては、寝る前にコップ一杯の水を飲むことで電解質バランスを整え、軽くふくらはぎをストレッチして筋肉をゆるめておくだけでも効果があります。さらに、足首を軽く動かして血流を促したり、入浴などで体を温めておくことも有効です。
日々の疲れは、気づかないうちに少しずつ積み重なっていきます。つらくなってから対処するのではなく、疲れが溜まる前にケアしておくことがとても大切です◎
腕の痺れや違和感
腕の痺れや違和感でお悩みではありませんか?
腕に出る痺れの症状は、年齢や原因によってさまざまですが、その中でも比較的多いのが「神経の圧迫」によるものです。神経が圧迫され、締め付けられることで痺れや違和感が生じます。
代表的な症状のひとつに「胸郭出口症候群」があります。これは小胸筋や斜角筋といった首や胸まわりの筋肉に負担がかかり、筋肉が硬くなることで、その間を通る神経や血管を圧迫してしまう状態です。
この症状は、腕を上げたり前に突き出す動作で痺れが出やすいのが特徴です。特に、巻き肩の姿勢になりやすく、体が前のめりになっている方に多く見られます。
また、「頸椎ヘルニア」など、骨の変化によって神経が圧迫されるケースもあります。こちらも猫背やストレートネックといった姿勢の崩れが原因となることが多いです。
これらの症状に共通しているのは、神経の圧迫だけでなく、日常的な不良姿勢が大きく関係してきます。
当院では、患者様一人ひとりのお身体に最適な施術をご提案しております。
腕の痺れや違和感でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!
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「興味はあるけど、少し不安…」そんな方のために、カウンセリングを大切にしています。
身体の状態をわかりやすく説明し、ご納得いただいたうえで施術を行います。
まずは“体験する”くらいの気持ちで大丈夫です◎
お気軽にお問い合わせください!
眼精疲労と身体全体の不調
現代ではスマートフォンやパソコンの使用により、多くの人が慢性的な眼精疲労を抱えており、疲れや違和感を感じてお越しいただく方が多いなと感じています。
「しっかり休んでも目の疲れが抜けない」
「目だけでなく、頭痛や肩こりまでつらい」
このような状態が続いている場合、「眼精疲労」の可能性があります。
眼精疲労のやっかいな点は、原因がいくつか考えられることです。
* ピント調整の筋肉の疲労…近くを見る作業が続くと、目の中の筋肉(毛様体筋)がずっと働き続けます。
* ドライアイ…画面作業中はまばたきが減り、目が乾きやすくなります。
* 姿勢による首・肩のこり…長時間の同じ姿勢は、血流低下や筋肉の緊張を引き起こし、結果的に眼精疲労を悪化させます。
* 自律神経の乱れ…ストレスや長時間の集中によって交感神経が優位になると、血流が悪くなる/筋肉がこわばる/涙の分泌が減るといった状態になり、回復しにくくなります。
☆鍼灸ができること
鍼灸は「目に直接何かする」というより、眼精疲労の原因になっているであろう症状へのアプローチです。
眼精疲労のある方は、首や肩が硬くなっている場合も少なくありません。
鍼刺激によって筋肉の緊張を緩めることで、頭の重さの軽減・目の奥の疲れの軽減等が期待できます。
また鍼は局所の血流を促進する作用があり、血流環境を整えます。
リラックスを促し、交感神経優位の状態から副交感神経優位へと切り替えやすくします。
これにより、回復しやすい状態を作ることや慢性的な疲労の軽減にもつながります。
眼精疲労は目の使いすぎだけでなく、筋肉・血流・自律神経といった全身の問題が関係しています。
慢性的な目の疲れに悩んでいる方は、目だけでなく身体全体という視点を取り入れてみてください!





